最新科学で解明!食事が腸内細菌の餌?!

人間の体の細胞数は約37兆個というのは最初に少し触れましたが、従来の栄養学では食事と言えばこの37兆個の細胞を維持し再生するための研究が中心でした。

なので小腸から吸収されたカロリーや栄養素の中身や働きが主な研究分野になっており、消化吸収されなかった「食事のカス」の通り道である大腸はカスから水分を抜き便をつくる場所としか考えられてなかったのです。

しかし腸内の研究が進み始めると、体が必要とする食事成分を吸収する小腸の先の大腸には体細胞より多い数の腸内細菌たちが棲んでいて私達に大きな影響を与えていることがわかってきました。